パタゴニアトレッキング　フィッツロイが見たい！！　～後編～

Day3 2018/3/7 Campamento Poincenot→フィッツロイ→エル・チャルテン

8：00起床。フィッツロイが見えるかなとキャンプ場からそちらの方向を眺めてみるも、あたり一面真っ白( 一一)

昨夜は一晩中暴風雨だった。
じぃが排水溝を掘ってくれたおかげで、幸い朝まで浸水してくることはなかったけど、全体的に全てが湿っぽい(T_T)

とりあえず、濡れたものを木にひっかけたりして乾かした。風が強く、空気は乾燥しているため、すぐに乾いた。

そうこうしてるとフィッツロイが見え始め、青空がやってきそうな気配が感じられたので、10：30にキャンプ場を出発。ポインセノットキャンプ場からは、まずこんな頼りない橋を渡ります。やはり１人ずつみたいです。こんな道を登って行きます。
なんだか晴れてきている気がする。登ってきた道を振り返るとこんな景色。
昨日は全く見れなかった湖が見えてます。
丘を登って行くとフィッツロイの姿が見えてきました。
やばい、かっこいい！！全体像が見たくて歩みも早まります。
そして出発から1時間半、丘を登り切ると、
フィッツロイ！！！
うーん、惜しい。肝心なところが雲に隠れてる。
雲が晴れてくれるのを岩陰に隠れて風避けしながら待つも、一つが晴れても次がやってくるの繰り返しでなかなか全容を現してはくれません。明日の方が天気の良い予報だったので、待てば待つだけ天気は回復方向なのではと思い、湖のほとりを歩いたりしながら天気待ち。

湖のほとりから右手の小高い丘に登ると、裏に広がる氷河が望めます。

3時間程待ってみましたが、15：00ぐらいから雲行きが怪しくなってきたので、諦めて下山開始。

日本から丸２日の移動時間をかけてパタゴニアまでやってきたんだから、本音を言えば雲一つない青空のもとでフィッツロイを見たかったけど、昨夜の暴風雨からは想像できないぐらい天気は回復したし、十分良かったと自分を納得させながら下山しました。
エル・チャルテンの街並みが見えてきました。キャンプ場からは2時間半ほどでホテル到着。登山口にこんな車が止まってました。

出発前夜に宿泊したホステルを今夜も予約していたので、チェックインしようとしたら、ダブルブッキングで部屋がないとのこと。
えーーっ、トレッキングから戻ってきたんだし、シャワー浴びたいし部屋がないってどういうことよーって困惑してるのに、ホテルのお兄さんは笑いながら「You are lucky!!」。
「？？どういうこと」って思いながら、お兄さんの後をついていくと、なんと、隣の4つ星ホテルに料金据え置きで変更してくれた(^^)/！
フロントも素敵な造り。そしてそして、なんとスパもある。
雰囲気・客層ともに私たちには場違いな感じで、なんだかとても申し訳ない気持ちになりながらも、4つ星ホテルを満喫させてもらいました。