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マウントクック 前編(フッカーバレートラック・タスマングレイシャー)

マウントクックへ移動

2019年3月2日

前の日、ワナカでイスマスピーク日帰りトレッキングを楽しんだ後は、Cromwell(クロムウェル)という街のホリデーパークでキャンプをしました。

街には夜ごはんを食べに出かけただけの短い滞在でしたが、きれいな場所でした。

今日は、朝イチでマウントクックを目指します。
クロムウェルからマウントクックまでは2時間半くらいのドライブです。
8号線から80号線に入ると、遠くにマウントクックが見えてきました。雲ひとつない快晴です。

道沿いの小高い場所に展望スポットが設けられています。最高の眺めです。

ビレッジにかなり近づいてきました。氷河の迫力が半端ないです。

マウントクックでは、キャンプ場に泊まる計画です。
ビレッジにはまた後で遊びに来ることにして、まずはWhite Horse Hill Campsite(ホワイトホースヒルキャンプ場)に向かうためにフッカーバレーロードを右折します。

ホワイトホースヒルキャンプ場は予約不要です。先着順で好きな場所にテントを張ります。
チェックインもセルフで、用意されている申込書に必要事項を記入して料金と一緒に封筒に入れ、それをポストに投函します。
ちなみに、夕方になるとチェックインしているかどうかチェックしに来てましたので、忘れずに手続きしましょう。

車もすぐ横に停めることができるし、景色も最高です。空が青い。

Hooker Valley Track(フッカーバレートラック)

テントを張って、街で買ってきたサブウェイを食べて一休みしたら、Hooker Valley Track(フッカーバレートラック)に出発します。
マウントクックといえばフッカーバレー、というくらい有名なハイキングコースです。

片道5km程度のほぼ平坦な完璧に整備されたトレイルで、所要時間も往復3~4時間と短いわりに、巨大な氷河と氷河湖の奥にさえぎる物無くマウントクックを見ることができるというコスパ最高のトレイルです。

テント場のすぐ横からスタートします。
5分ほどすると、Alpine Memorial が見えてきます。過去、マウントクックにアタックして亡くなった人たちに捧げられた記念碑だそうです。

続いて最初のつり橋が見えてきます。
ゴールのビューポイントまでは、これを含めて3つのつり橋を渡ります。

二つ目のつり橋です。
渡ってしばらく行くとトレイルは木道になり、正面にマウントクックが見えてきました。

最後、3つ目のつり橋です。そろそろゴールでしょうか。

あと5分!

ゴールのビューポイント(フッカーレイク)に着きました。
トレイルを歩いているときはそんなに気になりませんでしたが、たくさんの人が集まっていたようです。

青い空、白い雪、グレーの氷河湖と黒いモレーンの組み合わせが、素晴らしいです。
氷河を間近に見ると、ネパールのEBC(エベレストベースキャンプトレイル)の記憶が蘇ってきました。

こんなに天気の良い日に歩くことができて本当にラッキーでした。
キャンプ場に戻ると、テントがたくさん増えていました。

Tasman Glacier(タスマングレイシャー)

フッカーバレートラックから戻ってきた後は、タスマン氷河を見に行くことにしました。

3月とはいえ、NZはまだまだ日が長いので夜遅くまで遊べます。
なにより最高の天気なので行きたいところがいっぱいです。

タスマン氷河が流れ込むタスマンレイクは、マウントクックの南尾根を挟んで、フッカーレイクの東にあります。

ホワイトホースヒルキャンプ場からタスマン氷河最寄りの駐車場までは車で10分くらいです。

駐車場から15分ほど階段のトレイルを登ると、ビューポイントに到着します。

だいぶ登ってくると、途中ブルーレイクが眼下に見えます。ブルーレイクと名前がついていますが色はブルーではなくグリーンです。

その昔ブルーレイクと名前が付けられた当時は、タスマン氷河から流れ込む水でターコイズブルー色をしていたそうですが、氷河が小さくなって水が流れ込まなくなった結果、藻が繁殖して緑色に変化したそうです。

ここから5分くらいで、ビューポイントに到着します。
こちらもフッカーグレイシャーに負けず劣らず、壮大な氷河です。

景色の大きさは、フッカーレイクよりタスマンレイクのほうが上かもしれません。

ビジターセンター

帰り道、ビレッジに立ち寄り、ビジターセンターものぞいて見ました。

建物の一番奥まで進むと、大きな窓からフッカーバレーとマウントクックが見えるデザインになっていました。
トレイルから見るのとはまた違った感動がありました。
天気が良い時は、ビジターセンターを訪れてみるのもおススメです。

この後、キャンプ場に戻ってもまだまだ太陽は高い位置にありました。
夏の暖かい日差しのもと、ごはんを食べたりゆっくりしたりするのは最高です。

明日は、一日がかりでミューラーハットルートを歩く予定です。
天気予報は引き続き快晴。

次の日の様子はこちらから

マウントクック 後編(ミューラーハットルート)
ニュージーランドのアオラキ/マウントクック国立公園滞在記後編は、トレッキング好きには超おすすめのミューラーハットルートを歩いた様子を紹介しています。帰りがけにプカキ湖で食べたサーモンの刺身も絶品でした。

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