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ネパールトレッキング交通編③(国内線体験記)

前記事:ネパールトレッキング 交通編② (国内線予約方法など)

 

国内線ターミナル到着してまずビックリ。

まだ暗い早朝にも関わらずターミナルの建物入口はトレッカー、ガイド、ポーターなどであふれている。原因はまず空港内に入るためだけの荷物検査。これが秩序整然と行われていないため、めちゃくちゃ時間がかかる。

そのくせ荷物をベルトコンベアに乗せて機械に通すだけで中身を見ている様子は、、、ほとんどない笑。

空港内に無事入れたら、搭乗予定の航空会社のカウンターを目指す。チェックインと荷物預けをするためにまた黒山の人だかり。頑張って前に前に行って搭乗券ゲット。

国内線の預け荷物は10kgまで(航空会社によっては15kg)ということだったけどそこまで神経質になる必要は無さそうだった。二人分の預け荷物と機内持ち込み手荷物をまとめて秤におくだけで計測?は終了。

しかし…

渡された航空券に記されたフライトナンバーと言われた出発時間は予約したものと完全に違う!

なんなら航空会社も予約と違うこともあるらしいのでこれくらいは大丈夫と自分に言い聞かせる。ネパーリースタイルに慣れないと笑。

フライトに関する放送や掲示もほとんどないため、一緒のカウンターでチェックインして同じチケットを持っている人たちの顔を覚えておいて、乗りそびれないようにするのがコツかも。

搭乗前のセキュリティチェックは男女別に行われた。パスポートを見せ、一通りボディチェックなどをされた後、出発ロビーに通される。出発ロビーから飛行機まではバスで移動した。

左右一列ずつの10~15人乗りくらいのプロペラ機で中はせまい。操縦席と客席のあいだに仕切りなどはなく、操縦の様子が間近に見られる。カトマンズからルクラに行く場合は進行方向左側の席に座るとヒマラヤの景色をきれいに見ることができる(帰りは逆)。

離陸前、CAさんが飴と綿のかたまりをもって機内サービスをしてくれた。綿は自分で適切な大きさにちぎって耳栓にするようだ。遮音効果は??だった笑。

ルクラまでは真っ白なヒマラヤ山脈を眼前に山々の間を縫うように飛んでいく。また、朝の時間は何台もの飛行機が一斉に飛び立つので他の飛行機との距離も近い。何度か本当にこのまま山に激突するんじゃないかという感覚に陥って怖かった。

ルクラ空港への着陸はかなりシュールな体験だった。何しろルクラ空港の滑走路は460mしかなく(関空や成田の滑走路は3500m~4000m)、両サイドは崖になっている。

滑走路の短さを補うために勾配がついており、着陸時は登りでスピードを殺し、離陸時は下りでスピードを増すという仕組み。

着陸時、滑走路に降りて正面の崖にぶつかる寸前でそのまま右折して駐機場に入ったときはパイロットの腕に感動した。前に座っていたオーストラリア人カップルもずっと悲壮な表情で手を握りしめあっていたが、着陸が成功すると喜びを爆発させていた。

滑走路短すぎ笑。写真左手前が駐機場。飛行機は写真奥からアプローチし、着陸後止まることなく、滑走路に描かれたオレンジの矢印の通りに急カーブして駐機場に入る。

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