アンテロープキャニオンよりも絶対おすすめ！ウォーターホールズキャニオン！

アンテロープキャニオンは、渓谷の割れ目から太陽の光が差し込む幻想的な景色がまさにフォトジェニック！な場所です。
日本からのツアーに限らず個人でアメリカ旅行をされている方も必ず計画に組み込まれている観光名所かと思います。

私たちもアンテロープキャニオンを訪れる計画をしていましたが、現地で再度調べてみると、ツアーでないと参加できないうえに、めちゃくちゃに混雑しており、ゆっくり見学できない等の口コミを大量に目にして、行くか行かないか悩んでいました。

しかし、さらに調べていると、近くにWaterholes Canyonという場所があることを知りました。

ウォーターホールズキャニオンは日本ではあまり知られていない場所ですが、アンテロープキャニオンと同じスロットキャニオンのひとつです。

そして、私たちが旅で重視するすべての点（景色の良さ、妥当な値段、人の少なさ、そして、なにより自分たちのペースで自由に楽しめること）において、アンテロープキャニオンより優れている場所でした。具体的には、

スロットキャニオンとしての景色はアンテロープキャニオンと遜色ない美しさ
入場料金（Permit料金）も＄12/人と手軽
知名度が低いため、何より空いている
アンテロープキャニオンでは人が映り込まない写真を撮ることはほぼ不可能だが、ここではそもそも人に会わない
ガイドやツアー時間に縛られず、自分たちのペースで歩いて見て回れる

ただし、Permitを入手するためNAVAJOの事務所（場所がかなり分かり辛い）に行かなければならず、また、キャニオン内にも特に標識などは無く、トレッキングも自分たちの自己責任で行わないといけないという難点もあります。
それらの点が気にならなければ、行かないという選択肢はないぐらいおすすめな場所です。

※注意
2019年６月現在、上述したPermit制は廃止されています。
Waterholes Canyonもアンテロープキャニオンと同様、ナバホが経営する会社のガイドツアーに参加することでしか訪れることができなくなったようです…。

世界中どこでもいえることですが、個人で自由に訪れることのできる場所がどんどん少なくなっていくのは残念です。

なお、ガイドツアーについての概要は、最後の項目にまとめています。

基本情報
アクセス
パーミットPermit取得方法
Waterholes canyonの歩き方
ガイドツアー
キャンプ場

基本情報

アリゾナ州にある、アンテロープキャニオンと遜色ない美しい景色を見られる場所
入場料（Permit料金）＄12/人
渓谷の割れ目から太陽の光が差し込む光景が見たいなら太陽が真上に来る正午頃がベスト
日陰はほとんどないので、飲み物必携
ほんとに人がいないため、写真を撮ってもらえる人に出会いません。三脚必携。

アクセス

最寄りの街は、アリゾナ州ペイジ（Page）で、ペイジからは車で10分程度です。
また、アンテロープキャニオンからも車で20分程度で、ホースシューベンドの少し南にあります。

パーミットPermit取得方法

ペイジから南に車で10分程度のLeCheeという街にあるNAVAJOの事務所で取得することが出来ます。
事務所は、LeChee Health Facility-Pharmacy（調剤薬局）の建物の裏側にあります。
私たちはGoogle地図を頼りに近くまでは簡単に行けたのですが、事務所がなかなか見つからず、LeCheeの街をうろうろしてしまいました。

事務所でWaterholes canyonに行きたい旨を伝え、＄12/人を支払えばPermitを入手できました。

Waterholes canyonの歩き方

駐車場に車を停めて、歩いて行きます。道標はケルンのみです。ケルンを見失わないように気をつけながら進みます。
谷へおりて、このような道を進みます。
だんだんと、それらしい景色になってきました。ここまで駐車場から20分程度です。
谷に下りる手前で、2組とすれ違っただけで、誰もいません。

光量により岩の色は変化し、様々な光景を見せてくれます。
梯子を登るとスロットキャニオンの上に出ることが出来ました。

５番目の電線より向こうは立ち入り禁止と言われたので、そこまで行って引き返しました。だいたい１時間弱ぐらい歩いたところだったと思います。特に看板等はありませんでした。