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グランドキャニオンを歩く~Rim to Rim の旅~後編

グランドキャニオンを歩く~リム to リムの旅~前編 はこちら

Day3 2017/9/19 Bright Angel→Indian Garden 8.1㎞

7:00に出発。
東の空に雲が多く、朝日に赤く染まっていくグランドキャニオンを見ることができず、残念。


出発してすぐにコロラド川を渡ります。コロラド川って初めて見たけどこんな色なの?
なんだか濁ってて、氷河が融けた川の色みたい。そして激流です。


こんな看板ありました。熱中症がほんとに危険みたい。
スタートが下りだから、ついつい油断してしまうんだろうね。


今日は楽勝な道で10時過ぎには、Indian Gardenに到着。


今日もこれからファントムランチへ向かうツアーや、ファントムランチから帰ってくるツアーで賑わってました。


今日のキャンプサイトは屋根つき!!ハンモックで夕方まで読書三昧。


かわいい顔してけっこう厄介。
食べ物に限らず匂いがあるようなものをテントに置いておくとテントをかじられるので、テントにはおかないようにしたり、ごはんを食べてる間も取られないように注意したり。
目を離したすきに狙ってくるので、気が抜けない。


夕方、プラトーポイントまで夕焼けを見に出かける(片道2.4㎞)。


だんだん、太陽が傾いていきます。


夕日に赤焼けするグランドキャニオン。
夕日に染まる空もめっちゃきれいだったけど、カメラではうまく撮れなくて残念。

そして、今夜は人生初めてハンモックで一晩中寝てみた。
少し背中がすーすーして寒かったけど、目が覚めて空を見ると満天の星空で、贅沢な夜でした。

Day4 2017/9/20 Indian Garden→Bright Angel Trailhead 7.2㎞

今日は、いよいよSouth Rimへ登り上げる日。
この旅で一番しんどい一日になる予定だし、暑くなる前に上がっておきたいから、早めの6:40に出発。
空は快晴だけど暑すぎず、意外にも快適に登れた。


登ってきた道がはるか下に見えます。
North Rimから歩いてきた実感があまりなかったけど、振り返って歩いてきた道を確認するとじわじわと実感がわいてきた。
青空に赤土は映えます。とても好きな景色で、登るのも苦になりません。


Rimをはるか上に見上げる谷底を歩いていたのに、いつの間にか遥か後ろに見えるNorth Rimが目線と同じくらいに。



10時過ぎにBright Angel Trailheadに到着。
ちょうど到着したところで、たまたま日本人の団体ツアー20名ぐらいと出会いました。
Rim to Rimを歩いてきたと話すと、拍手で出迎えてもらった。


カフェテリアに直行してビールで乾杯!
4日間楽しく歩けたので、ビールの味も格別。


ハイカロリーなアメリカンメニューを食べて、お土産などを買いにGift Shopへ。
Gift Shopはひとつひとつがめっちゃ充実してるし公園内にいくつか点在しているので、それぞれをバスで移動したりしてけっこう忙しかった。


グランドキャニオンへは、こんな電車に乗ってくることも可能です。


13:30にあらかじめ予約しておいたシャトルでNorth Rimへ向けて出発。ここからが長い道のり。
約4時間半かけてNorth Rimまで車を取りに戻ります。


途中、いい天気のナバホブリッジも見れたし、車窓からの黄葉もきれいでした。
South Rimは心地よい気候だったけど、North Rimでは黄葉が始まっており、夜は涼しくて厚手の長袖がないと困るぐらい。


18:00頃、ようやくNorth Rimに到着。
ノースリムのキャンプグランドでシャワーを浴びて、Deliでピザ食べてたら夕日が輝きだしたので、急いで食べて外に見に行ったけど間に合わず。


そして、今夜はノースリムから少し北に行ったところにある、De Motte Campgroundでキャンプ。黄葉が綺麗なキャンプ場で快適でした。

私たちは次の予定があったので次の日の朝早くに出発したけど、今度はここで2泊か3泊ゆっくりしたいな。

Rim to Rimは、上から見ているだけではわからない、グランドキャニオンの凄さを全身で感じることのできる、めっちゃおすすめのトレッキングコースです。
私たちのように3泊すれば、1日あたりの行動時間は4~5時間で、しんどいのはリムを登る最終日だけです。
また、登りの後、下りが待っているわけでもないので、日本の日帰り登山に比べても楽です。
グランドキャニオン国立公園で時間が取れる場合は、ぜひ歩いてみてください。

パーミット取得や交通などのRim to Rimの役立ち情報はこちら

グランドキャニオントレッキング Rim to Rim 情報編(ルート、パーミット、装備など)
トレイルの概要、ベストシーズン、ルート決定方法、持ち物、パーミット取得方法、そしてトレッキング前後の交通までを網羅しています。グランドキャニオン国立公園は、真ん中を流れるコロラド川を挟んで、北のノースリムと南のサウスリムの二つに分かれています。Rim to Rim(訳すと「崖の淵から淵へ」?)はこの両者を横断することを言います。

 

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