前記事:後立山連峰から栂海新道を経て親不知まで 75㎞8日間 中編
Day7 2018/8/5 朝日小屋テン場→栂海山荘テン場
そうと決まれば、明日の夜、下山後の宿を予約しようということで、長栂山あたりで爆風の中、岩陰に隠れて宿を予約!このあたりは下界もよく見え、電波状態も良好でした。
あらかじめリサーチしておいた親不知観光ホテルの’’日本海の恵み≪新鮮地魚料理を堪能≫’’プランを予約♪海鮮堪能プランが楽しみで、足も進みます。
猛暑のせいで、栂海新道ではほとんどの水場が枯れていると聞いてたけど、それも納得の登山道の干上がりよう。今回訪れたタイミングでは、親不知までの間で最後!の水場になる、黒岩平で2人で9ℓ汲みました。
せっかく荷物が軽くなっていたのに、一気に初日にタイムスリップしたかのよう…。
黒岩平のベンチで、ラーメンと昨日朝日小屋で買っておいたお寿司を食べた。めっちゃ美味しくて疲れも吹っ飛びました。1個250円だったので4つ買ったんだけど、もっと買っとけば良かったと後悔。
マスとくるみの2種類があるけど、個人的にはくるみが絶賛おすすめ。
黒岩平からは忠実に尾根をたどる道の登り下りを繰り返します。ひとつのピークも巻かないのがスゴい笑。ようやく栂海山荘が見えた時にはタカさんが手を振って出迎えてくれて、疲れも癒えました。
13:45、栂海山荘に到着。NHK の撮影をしていました。テンバ@1,000円/張
タカさんと一緒に晩ごはん。ラスト1日なので、明日の朝とお昼分だけ残して、予備食全部食べました(*’▽’)
Day8 2018/8/6 栂海山荘テン場→親不知海岸
一晩中爆風だった。雨降ってたらイヤだなと思ったけど、降ってはなかった。
4:00にはタカさん出発。タカさん健脚だからもう会えないなと思うと淋しかった。
私たちは、5:15過ぎに出発。
管理人さんが「気持ち悪くなりそうな登りが2回あるから」と忠告してくれた。いつくるのかなぁと思いながら下っていくと、確かに白鳥小屋までに2回あった。下駒ケ岳と白鳥山の登り。
今日って下山の日だよね?!って感じ。
気持ち悪くなるほどの登り以外は、白樺の森がとてもきれいで、下りやすい道でした。
8:45に白鳥小屋到着。白鳥小屋を出てすぐに雨が降り出したけど、すでに標高は大分低く、蒸し暑かったのでカッパは着ずに歩いた。
水着にもなる短パンにTシャツという格好で歩いてたし、気温も低くなかったから、少しぐらい濡れても全然平気で、むしろ涼しくてちょうどよいぐらい。
10:30 坂田峠着。まだまだこれからと気を引き締めて歩く。
「おつかれ様」の文字。もう少しなん?と期待を膨らませると同時に、期待しすぎはあかんと気を引き締め直したり。気が緩むとまだだった時の疲労感が半端ないので笑
13:15 親不知観光ホテル到着。やったー(^o^)/
ホテルは栂海新道登山口のすぐ正面です。
荒波の親不知海岸まで行ってみました(^-^; タカさんに連絡すると、もう既に新幹線の中。やっぱり、はやー。
久々のお風呂で汗を流し、待ちに待った’’日本海の恵み≪新鮮地魚料理を堪能≫コース’’。
お造り、焼き魚、煮付け、揚げ物、タコしゃぶ、あら汁、デザート‥盛り沢山で大満足。
おまけに、こんなサプライズまでありました。粋な計らいタカさんかっこいい(≧▽≦)
Day9 2018/8/7 親不知→扇沢まで電車&バスの旅
今日は、扇沢の駐車場に停めた車まで戻るため、親不知から扇沢まで電車とバスの旅。
親不知観光ホテルに宿泊した場合は、親不知駅まで無料で送迎してくれます。
また、宿泊しなくても、入浴と駅までの送迎のセットが1,500円で提供されています。
8:08親不知発のえちごトキメキ鉄道の電車に乗り、糸魚川でJR大糸線に乗り換えます。
南小谷で再度乗り換えて、11:16に信濃大町着(親不知から1,560円)。
11:20信濃大町発のバスに滑り込みセーフ。バス代(1,360円)がもったいないので、ばぁは信濃大町駅の待合室で待機してました。そして12:00 扇沢着。
8日かけて歩いた道ですが、電車とバスを使うと、ほんの4時間で戻ってきました。
翌日、白馬大橋から河原に降りて見た、白馬三山。あの稜線を歩きました。
やっぱりいつ来ても白馬はきれい。
コメント