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ジョンミューアトレイル Day19 Main South Fork Kings Crossing – Woods Creek Trail

前日:ジョンミューアトレイル Day18 Golden Staircase – Main South Fork Kings Crossing

2017年8月14日

Pinchot Pass(3,675m)を目指す

蚊がやってくる前に出発しようということで、5:30起床、7:00出発。

今日もいい天気。
マンモスを出発した頃に数日間続いていた曇り空が嘘だったかのように毎日快晴が続いています。
完全にシエラネバダの天気の素晴らしさに魅入られました。

トレイルが続く先にはPassらしき景色が広がっているけど、どれがPinchot Passなんだろうと思いながら登って行く。
どれだったとしてもキツそう笑

リスの立ち姿はなんとも言えずかわいい。特に手。

Lake Marjorie。いつもどおり、パスに近づくにつれて美しい高山湖が目の前にでてきます。

今日も湖面に山が映って綺麗。ただ、これまでとは違って奥に見える山は赤茶色い。JMTでは灰色の山しか見ていなかったから、赤茶色の山は新鮮だった。

朝は天気が良かったのに、Passに近づくにつれて少しだけ雲が増えてきた。


Passから降りる頃には太陽が雲に隠れてしまって寒かったから、思わずナノエアを羽織ったぐらい。雨が降っていないのに寒いのは今回が初めてだった。じぃは激やせして脂肪がないから私以上に寒がっていて、かわいそうだった。
その後進むにつれ天気は持ち直し、再び快晴に。パスの周辺に雲が集まっていたみたい。


赤茶色い山。
ジョンミューアの似顔絵いり看板。

雪渓が大きく割れていた。もう8月中旬だというのにこの雪の量。今年は本当に大雪だったんだなと改めて感じた。

今日はPinchot Passまで登り4マイル、Passからはひたすら下り7.7マイルの行程。
登りよりは圧倒的に楽とはいえ、下りが長く続いたのでかかとが痛くなりながら、頑張って今日泊まる予定のWoods Creekを目指す。

Woods Creek


地図にも記載のある大きな吊り橋。Woods Creekを渡ったところが本日のキャンプ場。

見た目は立派ですが、一人ずつしか渡れません。けっこう揺れました。

この橋の手前のあたりで、大勢の人たちが何かを待っている様子。
マンモスを出たくらいからたまに出会っていたオーストラリア人のマットもいたから、話を聞いてみると、パックトレインを利用したリサプライをするとのこと。

パックトレインの費用は1日あたり400ドル程度かかるため、私たちのリサプライ計画にあたっては考慮外だったけれども、彼らはフェイスブックのJMTフォーラムで知り合った7~8人くらいが共同でパックトレインを雇っているそうで、値段もそれほど高くないとのことだった。

確かにこのあたりはMTRとホイットニーの中間地点だし、インディペンデンスの町まで降りる必要もなくなるし、理想的なリサプライポイントだと思った。

リサプライ待ちのトレッカーの中にはMTRで出会った人たちもたくさんいて、みんなけっこう同じようなペースで歩いているんだなと安心したのも束の間、物資を受取ったらパッキングしなおしてすぐに歩き出している人も。ここからは登りなのにすごいなと思った。

松の葉が豊富に落ちているキャンプサイトだったので、私たちは恒例のお香焚火を楽しんだ。
名物の大きな松ぼっくりもあったので、松ぼっくりもいい香りがするのかと思って燃やしてみたけど、特ににおいはなし。

また、このキャンプ場にはフードロッカーが備え付けられていました。
リサプライしてた人たちもいるしFree Foodあるかな笑、と期待して開けてみたけど空っぽ~。スナック不足解決せず、残念。

いよいよスナック類がやばい。ビスケットの数を数えて食べる日々。ひもじい泣。
加えてハッピーアイルを出発して今日で19日目ともなると、食に飢えてきて、次のリサプライ場所のインディペンデンスの街ではおいしいものを買いこむぞとか、ホイットニーから下山したらローンパインでステーキをがっついてやるぞーとか、最近は食べ物のことばかり考えながら歩いてる笑

そういえば、今日はブラナンと一度も会わなかった。毎日のように顔を合わせていただけに、会えないと淋しい。どこかで休憩日をとってたりするのなぁ。

翌日の様子はこちら

ジョンミューアトレイル Day20 Woods Creek Trail – Rae Lakes
2017年8月15日。今日は歩く距離が短い予定なので、焚火をしてゆっくり。じぃはすっかり焚火が気に入ったようで、朝早くからひとりで薪集めに勤しんでいた。今日も残り少ないスナック類の数を数えながら分け合って食べた。まるで戦時中みたい…泣。

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