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ジョンミューアトレイル Day16 Sapphire lake – Big Pete Meadow

前日:ジョンミューアトレイル Day15 Goddard Canyon Trail JCT – Sapphire Lake

2017年8月11日

Sapphire Lakeの朝

蚊が動き出す前に撤収しようということで、5:30には起床。
そのおかげで、見事に湖面に映るMount Huxleyを見ることができた。蚊さえいなければ笑、何日でも滞在していたいキャンプサイトだった。

6:30頃、トレイルに戻るために昨日と同じ場所を渡渉。やっぱり朝は夕方に比べ、水量が少なくて渡りやすかった。

でも、さすがにこの時間の渡渉は今までで一番冷たかった。痺れた足の感覚がしばらく戻らなかったので、足を温めながら靴を履き替えていたら、モルゲンロートが始まり綺麗だった。

Wanda Lake での再会

今日こそブラナンに会いたいね、きっとWanda Lakeあたりにいるはず、などと話しながらWanda Lake へ向かって高度を上げていく。

Wanda Lake に到着したところで、いたー!!元気そうで良かった。
会えなかった日の様子を聞いたら、前々日は、Evolution Meadowどころかその先のMcClure Meadowまで進んだみたい。リサプライ初日だったのに元気すぎる!!

そして昨日はこのWanda Lake (3,482m)でキャンプしたみたい。だいぶ冷え込んだみたいだけど、蚊はいなくて快適だったらしい。羨ましい( 一一)。

Wanda Lake周辺にもマーモットが沢山いました(*^^*)

Muir Pass(3,650m)を目指す

Lake McDermandを左に見ながら、遠くに見えるミューアパスを目指します。

この辺りの景色は本当に素晴らしく、JMTの中でも特に好きなエリアの1つ。
厳かな灰色の山々と残雪、息をのむほど美しい湖、そしてどこまでも続くなだらかなトレイル。

ミューアパスへのトレイルには、ところどころ雪が残っていました。

先を歩くブラナン。いいペースで登っていて、全然追いつけなかった。

Muir Hut

ミューアパスに建っているミューアハット。

かわいい造り。

中に入ってみると、内部も石造りでした。

ブラナンと一緒にミューアハットで休憩して、お互いのことを色々と話した。
ブライアンは2年前に退職していて悠々自適の生活を送っていて、ナンシーはまだ働いているそう。東京にも支店のある会社に勤めていて、日本人とよくメールしているよと言っていた。

ミューアハットで、五目ごはんおにぎりを食べてから下り始めた。

Muir Pass直下のHalen Lake。雪が多く残っていて、薄氷も張っていた。
じぃは、ストックで氷を割って楽しんでいる様子。

ショートカット?のため、尻セードで下ってみる。

まるで滑り台のように、既にコースが出来上がっていて滑りやすかった笑

下りきるとすっかり雪は消えていたけど、かなり水量のある川に。

Starr Camp近くにあるロックモンスター。蝶ヶ岳への道にあるゴジラの木みたい。
トレイルのすぐそばにあるので、見逃すことはまずないです。

鹿の夕食会場⁉

Starr Camp(3,148m)辺りから、良さそうなキャンプサイトを求めて歩いていたけど、なかなか見つからず、トレイルは下って行く一方。
蚊対策のためにあまり標高を下げたくなかったので、大きな岩の上に張りやすそうな場所を見つけたら、早めに今日の宿泊地に決定。

ちなみに、少し前の渡渉の際に二人とも靴のまま川にドボンとしてしまい、靴の中がビチョビチョしてて気持ち悪かったので、仕方なくテバに履き替えてここまで下ってきた。

でも意外に、靴下にテバの組み合わせが歩きやすかった。登りだと踏み込むときに滑って登りにくいのかもだけど、下りなら全然いけるなと開眼。
靴がこの先破れたり、ソールがはげたりした場合も、この手で乗り切れるなと思った。

テントを張ってからは、中で着替えたりしてたから全く気付かなかったけど、ふと外を見るとテントの回りは鹿だらけ。

どうやら、鹿の夕食会場にテントを張ってしまったらしい。
鹿からしたら、「なんだよ、このド派手な黄色い物体は、邪魔だなぁ」って感じだったはず。

翌日の様子はこちら

ジョンミューアトレイル Day17 Big Pete Meadow – Golden Staircase
2017年8月12日。テントを開けたら、鹿が朝ご飯を食べまわってるのかなと思ったけど、全くおらず。朝ご飯と夕ご飯では、メニューも会場も異なるんだろうか…なんて思った朝。今日は、JMT工事にあたっての最大の難所だったといわれている、ゴールデンステアケースを登ります。

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