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ジョンミューアトレイル Day11 Fish Creek – Mono Creek

前日:ジョンミューアトレイル Day10 Duck Pass Trail- Fish Creek

2017年8月6日

Silver Passを目指す

テントから顔を出して天気をうかがうと、昨日あれほど降り続いていた雨はすっかり止んでおり、晴れそうな雰囲気。気持ちも軽く、7:30頃に出発する。
今日は標高3277mの峠、Silver Pass越えの日。

樹林帯を抜け、Squaw Lakeに着いたあたりでブラナンと再会
昨日雨が降っていた時は木陰で休んで、雨が止んでからまた歩き出して、Squaw Lakeでテントを張ったとのこと。

二人とも両親世代の年齢なのに、タフだわー。私達は早々に歩くのを諦めてテント張ったのに…

Silver Pass手前で、美しすぎる湖を眺めながら朝ご飯。昨日とは打って変わって天気がよい!
やはり、JMTはこうでないと。久々の好天に心も弾みます。

マーモットが空を見上げて、たそがれてました。かわいい(*^^*)

パスの周辺はけっこう雪が残っていましたが、踏み痕はしっかりあるため、道に迷うことはありませんでした。

一部の湖は凍っていました。素晴らしい、以外の言葉が見つからない景色の連続。

パスへの最後の登り上げは、トレイルが完全に雪の下だったため、直登しました。
斜度はけっこうあったけど、踏み跡が階段状になっていたので登りやすかった。

Silver Passを越えたところはこんな感じ。右手にSilver Pass Lakeを見ながら、どこまで続くのってぐらいずっと先まで続く平地を歩きます。

そして、今日は天気が良いので、昼ごはん休憩の間に濡れていたテントやシュラフを乾かすことに。20分ぐらいそこら辺に広げておいただけで、テントはパリパリ、シュラフはふわふわに戻った。
シエラネバダのお日様はほんとに偉大。これからは毎日こんな調子だといいけど。

渡渉にヒヤヒヤ

Mott Lake JCT手前には、地図に渡渉注意と記載されている場所が2か所あります。

1回目は、流れの速さや水量はそれほどでもなかったけど、片側が急な崖になっている場所。
なんとか靴を脱がずに渡れたけど、足場の岩の間隔が広く、滑らないようにドキドキしながら渡った。

2回目は、川幅は狭いものの、かなり激流の場所。ブラナンと一緒に川の上流も下流も探してみたけど、ほかに渡れそうな場所も見つからず、諦めてテバに履き替えて、正面突破することに。

水は冷たいし、水量も多く、短パンの裾が濡れるぐらいの水深があった。流れも速くて怖かった。ナンシーは小柄で流されそうだったので、ブライアンが先に渡り、荷物を置いてからナンシーの手をとって支えてあげていた。

登山靴からサンダル等に履き替えるのであれば、滑りにくいソールのものにすること。
水中の石や丸太は滑りやすいので、ビーチサンダルなどは絶対にNG!
また、危険な渡渉の場合は、一人では絶対に渡らず、誰か他のトレッカーが来るのを待つことも重要です。

キャンプ場所選び

これまでは、まず最初に蚊がいないこと、その次に、日当たりが良いか、水場が近くにあるか、荷物を置く岩があるか、などを基準にキャンプする場所を選んでいたけど、数日前に松の葉焚火にはまって以来、ファイヤーサークルがあるかどうかも条件に入るようになった。

JMTでは、新たにファイヤーサークルを作ることは認められておらず、焚火がしたい場合は、既にあるファイヤーサークルを利用しなければいけません。

今日も好条件の場所を見つけることができた。昨日までの濡れた服などを洗濯してすっきり。ブラナンも近くでテントを張っていたので、明日も一緒に歩けるかなぁ。

 

木に浄水器をつるして、重力を利用して浄水します。
ポンピング式の浄水器よりも、重力式の浄水器のほうが圧倒的に楽な上に、故障の心配も少なく、おすすめです。

翌日の様子はこちら

ジョンミューアトレイル Day12 Mono Creek – Rosemarie Meadow
2017年8月7日。今日は朝イチからいきなり、Mono Creek から Bear Ridge までの標高差およそ600mの登り。パス越え以外で、これほどの登りは久しぶり。Bear Ridge に登り上げて、向こう側に下るまで、おおよそ8kmの間、水が取れないので、Mono Creekで水を多めに持たないといけなかったこともあり、なかなかきつかった。

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