前日:ジョンミューアトレイル Day10 Duck Pass Trail- Fish Creek
2017年8月6日
Silver Passを目指す
テントから顔を出して天気をうかがうと、昨日あれほど降り続いていた雨はすっかり止んでおり、晴れそうな雰囲気。気持ちも軽く、7:30頃に出発する。
今日は標高3277mの峠、Silver Pass越えの日。
樹林帯を抜け、Squaw Lakeに着いたあたりでブラナンと再会。
昨日雨が降っていた時は木陰で休んで、雨が止んでからまた歩き出して、Squaw Lakeでテントを張ったとのこと。
二人とも両親世代の年齢なのに、タフだわー。私達は早々に歩くのを諦めてテント張ったのに…
やはり、JMTはこうでないと。久々の好天に心も弾みます。
斜度はけっこうあったけど、踏み跡が階段状になっていたので登りやすかった。
そして、今日は天気が良いので、昼ごはん休憩の間に濡れていたテントやシュラフを乾かすことに。20分ぐらいそこら辺に広げておいただけで、テントはパリパリ、シュラフはふわふわに戻った。
シエラネバダのお日様はほんとに偉大。これからは毎日こんな調子だといいけど。
渡渉にヒヤヒヤ
Mott Lake JCT手前には、地図に渡渉注意と記載されている場所が2か所あります。
1回目は、流れの速さや水量はそれほどでもなかったけど、片側が急な崖になっている場所。
なんとか靴を脱がずに渡れたけど、足場の岩の間隔が広く、滑らないようにドキドキしながら渡った。
2回目は、川幅は狭いものの、かなり激流の場所。ブラナンと一緒に川の上流も下流も探してみたけど、ほかに渡れそうな場所も見つからず、諦めてテバ
水は冷たいし、水量も多く、短パンの裾が濡れるぐらいの水深があった。流れも速くて怖かった。ナンシーは小柄で流されそうだったので、ブライアンが先に渡り、荷物を置いてからナンシーの手をとって支えてあげていた。
水中の石や丸太は滑りやすいので、ビーチサンダルなどは絶対にNG!
また、危険な渡渉の場合は、一人では絶対に渡らず、誰か他のトレッカーが来るのを待つことも重要です。
キャンプ場所選び
これまでは、まず最初に蚊がいないこと、その次に、日当たりが良いか、水場が近くにあるか、荷物を置く岩があるか、などを基準にキャンプする場所を選んでいたけど、数日前に松の葉焚火にはまって以来、ファイヤーサークルがあるかどうかも条件に入るようになった。
ポンピング式の浄水器よりも、重力式の浄水器のほうが圧倒的に楽な上に、故障の心配も少なく、おすすめです。
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