前日:ジョンミューアトレイル Day7 Island Pass – Rosalie Lake
2017年8月3日
朝からお香を楽しむ
今日は、Reds Meadowまでの10㎞ほどの行程なので、急がなくていいやということで、朝から焚火。松葉を集めてきてお香の香りを楽しみながら朝食を食べて、8:30に出発。
この渡渉がきつかった。朝イチだからめっちゃ冷たい上に、けっこう深くて膝ぐらいまで水に浸かった。流れも早く、水の中にある丸太を越えないといけなくて厄介だった。
自然の猛威は恐ろしい。こんなに大きな木が根っこからえぐられている。
唐突に現れた、Devils Postpile National Monument。迫力のある柱状節理だった。
このあたりからは一気に人が増え、下界モードに。
下界の味を満喫!
3日前にトゥオルミー・メドウでも下界を味わってたけども、やはり下界の雰囲気を感じるとテンションが上がった。
ここレッズメドウは、世界的にも有名な高原リゾート地であるマンモスレイクから、車やシャトルバスで簡単に来ることができます。
テントを張ったらショートカットトレイルを通って、いざ、Reds Meadow Resort へ。建物が見えると嬉しくて、自然と早足になった笑
グリルに直行し、じぃはチーズバーガーセット、ばぁはToday’s Special Sandwichを食べた。
トゥオルミー・メドウでは、グリルがまだ営業開始しておらず、ホットドッグを食べられなくて残念だった分、二人ともがっついてた笑
食欲を満たしたら、売店へ今回初のリサプライを受取りに。
無事に受け取ることができてほっとひと安心。雪によるタイオガロードの通行止や、山火事などもあり、10日前に発送した荷物が無事に届いているのか心配だったけど、届いていて良かった。アメリカの郵便局もなかなかやるやんと感心。
シャワーも浴びてすっきり!
つづいてシャワー。売店で、シャワー用のコイン(1枚5$で5分間)を購入。まずは、じぃが1枚買って浴びに行った。コインを入れるといきなりスタートするみたいで、めっちゃ焦ったらしいけど、何とか5分で洗えたみたい。
準備ができてからコインを投入するようにと忠告を受け、ばぁは2枚のコインを買った。急いで洗ったら7分で完了!残り3分はシャワーが温かくて気持ち良かったので、ひたすら浴びておいた。
川や湖で体は洗っていたけど、やはり温かいお湯で洗うのは気持ちよいしすっきりする!シャワーの出も悪くなくて、申し分なしでした。
身も心もすっきりしたところで売店をうろうろ。ここもトゥオルミーの売店と同様、トレッキングに必要なものは一通り揃っていました。蚊の異常な多さのため、当初持ってきた虫よけの消費量が半端無く、念のため追加で買っておいた。
そしてまたまた下界の誘惑に勝てず、さっきLunchしたとこだというのに、Laysとコーラを購入。めっちゃ美味しくて手が止まらなかった笑
晩ごはんもグリルで食べる予定だったけど、お昼に調子に乗りすぎて色々食べたからお腹があまり空いていなくて、ラーメンを作って軽く食べた。
和気あいあいとしたテンバ
これまでJMTでのキャンプは、それぞれが自分だけの場所を選んでテントを張っていたので、キャンプをしているときに他のトレッカーと話すという機会がなかったけど、レッズメドウのバックパッカー用のサイトは、どちらかというと日本のテンバのような感じ。
隣のテントとの距離も近く、同じピクニックテーブルで食事をとったりする感じなので、他のトレッカーと色々と情報交換をした。
アメリカ人の40歳と21歳のペアは、おじさんと甥っ子の関係。21歳の大学生は、夏が終わると大学が始まるから急がないといけないし、おじさんのほうも、家を長くあけると奥さんが怒るからとぼやいてて、一般的な推奨日程どおりの21日間でのスルーハイクを目指しているとのこと。
となりのテントのイギリス人スルーハイカーのシニア男性は、会社の休みが取れないから、なかなかタイトな日程で歩かないといけないと言ってて、既にけっこうお疲れのご様子。
逆に、フランス人の若者は、年に12週の有給休暇が取れるようで、PCT(パシフィック・クレスト・トレイル)のセクションハイクをしていた。ものすごく日本が好きみたいで、冬は毎年ニセコ・ルスツ・キロロ・旭岳あたりでスキーをしているらしい。モンベルのテントも褒めてくれた。
同じ趣味をもった同士が集まっているから話も弾むし、こういう和気あいあいとしたテンバもたまにはよいなと感じた楽しい夜だった。
アメリカ人ペアはリサプライを送りすぎて荷物が重い!と言って、受け取ったばかりの食糧をさっそく寄付していました笑
翌日の様子はこちら
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